こんにちは!
チャイルドコーチングアドバイザーで
フリーランス保育士ママのさやかです。
新年度、今日からスタートした人も多いのでは?と思います。
わが子も進級し、新しいお部屋に行きました。
新しい下駄箱の場所、新しいシール帳、新しいロッカー棚。
全てが初めての環境で、ドキドキしながらも、
「1つ上の組になったんだ!」と自覚がめばえた様子!
新年度の荷物がたくさんあり、
場所も分からない感じなので
しばらく娘を見守っていたのですが、
「先生、水筒どこですか?」
「帽子はどこですか?」
と分からないことは自分から先生に尋ねていて、
成長したなぁ!と感心しました。
周りの子どもたちを見ると、
(準備を終えた子は少しハイテンションになり、
お部屋でも走り回っている子は数人いるものの、)
ほとんどの子は先生の
「何か座ってできる好きな遊びないかなぁ〜」
という声かけに反応し、
落ち着いて遊んでいるように見受けられました。
やっぱり、この「自覚」ってとても大切。
例えば、
お家で年下の妹や弟ができた時。
今まで甘えんぼさんだったのが、
急に自分のことを自分でするようになり、
ママのお手伝いや赤ちゃんのお世話までしてくれたり。

それから、
縦割り保育で、年下の子とペアで行動する機会があった時。
自分のことをしながら、お世話をしたり、
違うことをしないかよく行動を見て伝えたり、
スムーズに行動できるように伝え方を工夫したり。
そんな瞬間って、とても「自覚」が高まって、
メキメキと成長している瞬間だと思います。
(大人でもそうですよね!)
こんな面白い事例を聞いたことがあります。
保育園の年長児(保育園で一番年上)と、
小学校1年生(小学校で一番年下)が
夏に一緒に山登りをしたそうです。
はじめはどちらの子もやる気満々なのですが、
途中から、1年生の子たちが
「疲れた〜疲れた〜」と言うそうです。
それに比べて、年長の子たちは弱音を吐かず
一生懸命最後まで登っていたそうです。
普段から「自覚」を感じている年長さんは、
「努力すること」や
「あきらめない」こと、
「我慢する」こと、
「頑張ったらいいことがある」こと…
いろんなことを、
「自覚」から自然と学んでいたのかもしれません。
「自覚」は大きな「やる気」になるのですね。
新年度のいま、子どもたちが自然と感じている
年上になった「自覚」。
その気持ちを潰してしまわないように、私は
「◯◯組さんでしょ!」
という言い方はやめにしたいなと思っています。
そうではなくて、
「◯◯組さんになったら
もしかして、こんなこともできる!?」
というような、
子どもたち本人の「自覚」と「やる気」を引き出すような、
声かけができたらいいなと思います。
園庭には、
子どもたちをめいっぱい応援するように
満開の桜が咲いていました。



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