こんにちは!

チャイルドコーチングアドバイザーで
フリーランス保育士ママのさやかです。




先日、娘の保育園の学級懇談会がありました。


そこで出た話題の中に、
以前から私も疑問を感じていたことがありました。


それは、子どもたちの歌の歌い方についてです。 


歌の上手いor下手は別としても、

何のために歌を歌うのか、
どういう気持ちで歌うのか、


そういった部分が
子どもだからとないがしろにされてしまっては
歌う意味、教える意味はないんじゃないかと
私は考えています。


子育て中のパパママ、
保育園や幼稚園で歌を教える先生、
ぜひ一度考えていただきたいなと思います!










1.子どもは元気ならOK?

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園や先生の考え方によって、
指導法は異なると思います。


「子どもらしく元気に歌いましょう!」と
教えている先生は、
大きな声で歌うことを目標としています。


子どもの声が小さくなってきたら、
「もっと大きな声で」「元気よく」と指導し、
大きな声で歌えたら、「上手!」と褒めます。


子どもたちは
大きな声で歌う=上手
だと思いますよね。


もちろん、蚊の鳴くような声で歌うよりは
大きな声で歌う方が聞いている人にも届きます。


でも、子どもたちの歌い方を見ていると
大半は喉から怒鳴るように、叫ぶように、
歌詞を言っているんです。 


「歌う」というより、
ピアノの音が聞こえなくなるくらい 
「怒鳴って」いるんです。


これじゃあ、いくら元気がいいとしても、
歌う楽しさや、メロディや歌詞の美しさは
感じないだろうなぁと思ってしまいます。


2歳児さんまではそれでよかったとしても、
年少さんになったら、少し考えたいものですね。




2.なぜ歌うのか


まず考えておきたいことがあります。

なぜ、園で歌うのでしょうか。


この歌を知っておかないと後で恥ずかしいから?
みんな昔からやっているから?
子どもたちをまとめたいから?


私は、

子どもたちに歌う楽しさを知ってもらい、
歌によって季節や様々な感情を感じてほしいから


だと思っています。


では、どうすれば
上記のねらいを達成できるでしょうか?




歌というものは、
歌詞があり、音程があります。


言葉は、
メロディに乗るとスッと心に響くってことありませんか?

歌を聞いて涙を流したことはありませんか?


歌は、
季節や心情や情景を私たちの心に届けてくれます。


友達と一緒に声をそろえて歌うことは、
心地よく、一体感を感じることができ、
とても楽しいものです。


それが、 ピアノの音を聞くことなく
怒鳴っていてはどうでしょうか?

それぞれがお友達の声を聞くことなく、
我こそ!と一人一人が怒鳴っていてはどうでしょうか?


詩ではなく、歌を歌うということは、
メロディを意識するということだと思うんです。


そうすることで、

子どもたちに歌う楽しさを知ってもらい、
歌によって季節や様々な感情を感じてほしい

というねらい通り、子どもたちは
歌う楽しさや一体感、様々な感情を
感じることができると思うんです。





3.音程を意識させるには

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私は以前、音感教育を教える園で
幼稚園教諭として勤務していました。


もちろん担任を持っていたので、
音感を教えていました。


その園の子どもたちの歌声は、
年長児では涙が出るほど感動します。


子どもたちも涙を流す大人を見て、
またじっと聞き入る年下のお友達を見て、

みんなで心を1つに歌いあげる心地よさや、
歌を人の心に届ける嬉しさを感じるんです。


だからますます歌を美しいと思い、
歌うことが好きになります。


音感教育は、特殊なメソッドをもとに行うので、
一般の園でそこまで完成度は高められないにしろ、
音程を意識できるような声かけはできると思います。


怒鳴るように歌っている子どもたちには、
子どもたちの今の歌声を
そのまま真似して歌って聞かせてみてください。

そして次に、
音程を意識した歌声を聞かせてみてください。 


「どちらが素敵だと思った?」の声かけに、
後者の方が素敵だということは、
子どもたちもわかると思います。
(よほど「大声=上手」と思い込んでいない限りは…)


そして、まずはピアノの音1つ1つを
しっかりと耳で聞くことを伝えてみてください。

高い音、低い音があるんだよということも一緒に。





4.子どもが出せる音域を考える


歌手の中には、すごく低い音から、
とても高い音まで出せる人もいますよね。

 
それと同じで、
子どもにも出せる音域があります。


そのため、ピアノ伴奏をするときに、
どの音域で歌えるように演奏するのかということも
大切なポイントになってきます。


例えば、真ん中の「ド」や「レ」の音は
子どもにとっては低く、出しにくい音です。

音感では歌い方を「優しく丁寧に」と教えます。


対照的に、それに続く
「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」あたりまでは
子どもにとっては比較的出しやすい音でしょう。

音感では、「はっきりと」と教えます。


そして高い「ド」の音は、
子どもにとっては高く、意識が必要になります。

音感では、
「頭の上から声を出すように」と教えます。



ただ音をよく聞いて同じ音をと指導しても、
子どもにとって出しにくい音は、
その出し方を教えないと出せないんですね。





さいごに


音を意識させることだけではなく、
言葉の意味を伝えること、
「大切に」「踊るように」などイメージを伝えること、
母音の口の形をしっかり作ることなど、
音痴にならないための指導法は色々あります。


まずはクラスで、家庭で、
「それは怒鳴ってるよ」とか
「そこはもっと高い音だよ」とか
子どもたちが少しでも音に意識できる声かけができたら
いいのかなと思います。


ただ元気に歌うだけではなく、
みんなで歌うことを心地いいと思い、
歌が大好きな子になってほしいなと願っています。





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