こんにちは!

保育士のみなさん、壁面制作ってどうしていますか?

・毎月保育雑誌を見ながら作ってる
・作りためたものがあり、季節に応じて入れ替えてる
・時間がなくてネット購入してる
・子どもの絵画を飾ってる

などなど色々でしょうか。



毎月楽チンで、可愛くて、
子どもたちのためにもなる、
そんな壁面アイデアがあればいいのに・・・ 





あります!!! 



 
それをお伝えする前に、
まずは私の思いを聞いてください。




私は、先生がキレイに保育雑誌通りに作る壁面は、
正直なところ、
嫌いだし、壁面としての意味がないと思っています。





壁面は保育室にあり、
保育室は子どもたちが成長するために
過ごす場所ですから、

先生がキレイに作り上げてしまった壁面に
一体なんの意味があるのか疑問で仕方ないんです。







壁面制作は5領域「表現」のとっておきの場所



保育士ならば誰もが知っている「表現」の分野。
これは「身の回りの装飾」ということももちろん含みます。
 
子どもの発達過程において、
個人差があり、おおよそですが


3歳児

【作ったものを用いて遊んだり、
 保育者や友達と一緒に身の回りを
 美しく飾って楽しむ】


ということを意識して保育を行います。


4歳児

【友達と一緒に描いたり、
 作ったりすることや
 身の回りを美しく飾ることを楽しむ】 


ということに意識して保育をします。


5歳児では

【身近にある美しいものを見て、
 身の回りを美しくしようとする
 気持ちを持つ】


ということに意識して保育を進めます。




つまり、この壁面という場所は、
これらのねらいを達成するために
最適な場所なんです!




3歳児は保育者と一緒に遊びながら、
4歳児は友達と一緒に楽しく作って飾り、
5歳児は自分で見つけたものを表現し飾る。




壁面制作を、子どもたちの「表現」分野の
ねらいを達成する場所だと考えると、
先生が事細かに作り上げてしまっているのが
すごくもったいないと思いませんか?




 


子どもと作る、全園児にぴったりの壁面


では子どもたちの「表現」の場としての
壁面の紹介です!


私がこれまでクラスで作ってきた壁面は、
「木」と「雲」です。


壁面に大きく「木」を一本作ります。

これは画用紙や、本物の枝や、
他の素材でも構いません。

子どもと同じように、保育者も
自由に表現するのが良いと思います!


「雲」は、これまた画用紙や、
綿を貼って作ります。 





そうして、あとは自由あそびの時に
子どもたちと一緒に遊びながら作ります。



春には、
子どもたちと一緒に桜の花やタンポポ、
ちょうちょなどを作って貼り、

夏には、
青々と茂る葉や草、
カブトムシなどを作って貼り、

秋には、
色づいた葉やススキ、
赤とんぼなどを作って貼り、

冬には、
雪がしんしんと降り積もる様子を作り、
雪だるまなどを作って飾ります。





3〜4歳児には、
あらかじめ制作キットのようにして
テーブルに用意しておけば、

子どもたちは先生や友達と一緒に
自然に作りはじめ、
遊んだり飾ったりします。 

(「上手にできたから持って帰りたい!」
 という子がいたり、
 「やりたくない〜」という子がいても
 全然OK!)



5歳児にもなると、
自分で折り紙の本を持ってきて
思い思いの虫を作りはじめたり、

「ここにミノムシがあったらいいと思う!」
と自分から自然の中で見つけたものを
作って飾ろうとします。 



まさに、
「表現」のねらいを見事に達成していると思いませんか?







さいごに


保育の中には、
昔から続く古いしきたりのようなものが
多くあります。


「お世話してあげる」ことが重要だった時代から、
「子ども自らの力を伸ばす」ことが重視される時代に
変わっていますよね。


幼稚園教育要領や保育指針が時代に沿って変わっても、
保育は見直されることなく
従来通り進められていたり、

なんてことも多いのではないでしょうか。



子どもたちの発達において、
環境はとても大切だと思います。


壁面についても、
可愛く子どもっぽく、動物やキャラクターを貼って
楽しそうにすることだけが正解ではありません。


もっともっと、
子どもたちと一緒に先生も過ごしやすく、
働きやすく、楽しく生活するために、
良い方法を考えていきたいですね!





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